托卵・・・

風来末

2010年06月21日 23:04


日曜朝、確認しましたが、母は帰っては居ませんでした。
入り口の真ん中に立ててある羽を退かさなければ、
親たちは入ることは出来ないのです・・・

午後になって巣を解体しました。
巣の奥にあったのは、卵が5つ。 相当に奥深いところに産んでいます。


古巣から出てきたシジュウカラの卵と比べると、若干大きく不恰好で、何となく泥臭い
(スズメに怒られるかな?)


シジュウカラの巣と比べても

こんなに違う・・・



巣の材料だって・・・・これはゴミ? うん?!これはシジュウカラの古巣も入っているではないか!!
せっせと古巣を解体して運んでいたのはこの子達だったか・・・


だが、似ているではないか!!模様が 
それに仮親の卵より幾分大きくないと托卵は放り出されると言う条件にも合う!!

初めは5つもあるのだから、ひとつぐらい孵してあげたいと思い、ひとつ。

そして、親が戻らないことを良いことに、4つも死んだらかわいそうだ・・・

つい、出来心なんです ^^; 実験ですし・・ ふたつ。



その内に、急に2個も増えて育児放棄をするのではないか・・・と、思い直して、

ひとつ取り出そうとふたを開けたら、

既に母親がお戻りでした  

また怒られちゃいました (゜ε゜ )



残った3個の卵は・・・
まず家内でそこそこに暖かいところを探しました・・


冷蔵庫、外付けのHDD、ブースター・・・
そして、


適温でしょ!!


”奥”に 『ホントに孵ったらどうするのよ~~!』 と言われながら、温めています。



しかし、シジュウカラの巣でホントに孵ったら・・・
それも、仮親の子よりも早く孵ったら・・・

彼らには卵を入れる背中のくぼみは無いぞ~ ^^;

計算では、シジュウカラの方が2~3日は早く孵るのですが・・・


まぁ、30時間以上放置されていたし・・・あまり先のこと考えるのは止めましょう!
    (まるで我が家の家計みたいだが・・)


それよりも私は、卵の中の、あの・・
宇宙人だか爬虫類だか分らないような、中学の理科の教科書にあったような、
目玉の生物を見たくないだけなのです 
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