4日の八方

風来末

2009年01月06日 16:27


ガラガラ沢を滑りました。
晴れた途端にバックカントリーフリークが集います・・
自然の造形美がいっぱい!! 大局から局所まで、何処を見ても美しい・・・

八方池を見下ろす登山道は、強風のため雪が付きません。


ガラガラ沢はこの奥、雪はカリカリしています。


出だしは急! ホンの僅かにシュプールが残りました・・・
(少し強引に別の意図で撮影した写真を合成してみました)



ウインドパックされた雪の所々で、モナカが破れ、テレマークの私は七転八倒・・・
否、二転六倒だったか・・・
(最初の一転はスゴかったですよ~何回転がったかしらん・・・)



松川到着・・・
右のピークは白馬鑓。真ん中の高いのは天狗山荘の辺り、
不帰ノ険は左よりのガスの中です。
ガラガラ沢は左から伸びる樹木の生えた2本の尾根の間・・・・。




今回は八方池山荘にいる時、遺体発見の連絡が入り現場に向かってみましたが、へりの方がはるかに早く、一人目が収容されたところでした。別に依頼を受けた訳でもなく、観測機の点検と滑るために行ったのですが、もう少し良く現場を観察すれば残りの方も発見できたかも知れないし、早く収容できたろうにと悔やまれます。 
登山届は大事です。出していなければすぐには2人パーティーと分からなかったでしょうし、4日中にヘリが飛べずに雪に埋まってしまってしまえば、春まで発見されません・・・捜索費用もかさむばかりだったでしょう・・・
ビーコン(登山者には少し難しいかも知れませんが・・・)と登山届は大事です。バックカントリースキーヤーはこれにゾンデとスコップを持ち合わせれば、自分だけでなく遭難者を救助できるかも知れません。グループならば尚更です。

関連記事