"すべてはここから始まった・・

すべてはここから始まった・・
腰椎分離症
今回の写真イラスト類は全てネット上から勝手に拝借しました

私のしつこい腰痛の話しです。
古い話ですが、成長期のお子さんをもつ方の参考になればと思います。


若き日の風来末 icon10は、
高校受験を控え三年生の殆どがクラブに参加しない中、
二学期の終頃まで外を走り回っていた、・・それはその頃始まったと思います。


最初は緩やかに、重い鈍さに現れ、
練習には何となく参加しなくなりました。

年明けやっと受験勉強に集中しだした三学期には、
いつの間にか飛び跳ねることはおろか、普通に歩くこともままならなくなっていました。
この時期の体育の授業は殆どが、バスケットボール。
当然、体育の授業は見学の日々で、しかも寒い体育館の片隅で立つか座るかしているのです。
このことがいかに辛いものかは、腰痛持ちの方しか分からないことでしょうか・・・


緩やかにやってくる痛みに対してはすこぶる反応が鈍いもので、
しばらくしてやっと病院に行きましたが、
レントゲンを撮っても原因が分からず、湿布が処方されるだけだったと思います。
時折腰を引っ張るなんて事もやったかも知れませんが。



原因が分からずに迎えた受験当日も、きちんと椅子に座れないために、
のけぞったようなふざけた姿勢で受けるハメになりました。
(これは許可を得たと思います・・・)




暖かくもなり、長めの春休みもあってか、
いつしかそんな痛みも薄らぎ、忘れたのですが、
その後も時々腰が痛くなり、その度にレントゲンを撮り、やはり分からない・・・

『腰椎の間隔が人より狭いから、神経が圧迫され易いです』

『肋間神経痛ですね??』=腰が痛いのに!!????

・・云々・・ 

その内に諦めましたね。このことで医者に行っても無駄!お金と時間がかかり、放射線をもらってくるくらいだと。


ひどく眠れない時など、腰の下に座布団や本、ビンなどを挟んだ事もありました。

今現在はフローリングの上に直接、2~3cmのペラペラのマットを敷き寝ていますが、これはすこぶる調子が良く、
かえって、昨年ACLの手術でお世話になった病院のベットの方が柔らかく、眠るのが苦痛で看護師さんに”板”を敷いてくれないかとかあれこれお願いしましたが、結局余りヘタっていないベットに、タオルケットを畳んで敷き、沈み込みを少なくするくらいしか方法が無かったのです。



腰椎分離症・・・この病名を知ったのは、2度目のヘルニアも回復しつつある時でした。
病後検査のレントゲン写真を見ていたM先生が、
『あれ?子供の頃腰痛めた?』 

~!???

思い出したのです、その時まで忘れていた、子供のときの事を。

『あっ、ありました。。。中学の終わりに腰が痛くて、・・・でも病院に通いましたが、原因も分かりませんでしたが・・・』
『これだね・・腰椎分離症だね』・・・・・『今更なんともならないけど・・・』
すべてはここから始まった・・

家に帰り、ググってみると、あの頃の症状と多くが一致しました。



こんな何十年も経ってから分かっても仕方ないのですが、
なんて長い間、遠回りをしたのでしょうか。
何故に
『多くは思春期に発生している骨の疲労骨折が原因』
とされているにも関わらず、誰も判定してくれなかったのでしょうか?

まぁ、発見した先生もその前から何度も腰のレントゲンを撮っていたのですが・・・


今としては過ぎた事ですが、この持病みたいに諦めていた腰痛の原因が腰椎分離症が主なるもので、
適切な治療が施せなかった為に、長い間に体のバランスが崩れたのかも知れない。
挙句に、膝を痛め、また腰に還ってきた・・・と思うのは過ぎているでしょうか。

『体と言うのは、丁度蜘蛛の巣の様に全てが連携していて、巣の一部を引っ張ると
巣全体が少しずつ歪むのと同じで、一部を痛めると全体に影響が及ぶ』とは、
友人のオーストリア人の弁。彼は身障者用の靴職人さんで単純に靴だけを作ってはいない。靴から体全体の健康を考えている様である。
・・・その通りだと思います。

体は悪いところを補おうと、更に違うところに負担を強いて固まるのだと思います。
早期ならば悪くなった所だけを直せばなんとかなりますが、固まってからでは先ず周りをほぐしてからでないと怪我自体を直しても時間がかかるし、治療そのものが新たなる急激な変化=怪我と認識されるかも知れない、これではもう決してもとには戻らないだろう。。。。
要はバランスだと思うのです。

日本の経済、デフレスパイラルもバランスが崩れてしまったからでしょうが、治療は早期に行わなければ、また新たなる負担をあちこちに強いることになると思います・・



今更仕方のないことで、《タラレバ》なのですが、
こう言う子供の頃のケガを何十年も分からなかった挙句にやっと気付くと寂しいものです。

息子さん、娘さんが腰が痛いと言ったら、軽く見ないで、更に医者が原因が分からないと言ったら、
こう言う病名もあるのだと思い出していただけたら幸いです。

ただ何事も”過ぎること”は危険です。お医者さんの話はちゃんと聞きましょう!


何故にこんなことを書いたか・・・igotenさんの話に刺激されてのこともありますが、
先日の2歩手前の腰痛、実はここだったのかな?と思ったものですから。

今は早めのコルセットと、早めの温湿布への切り替えたのが功を制したのか、あとちょっとで復活です。  既に走って(歩いて)はいますが・・・


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Posted by 風来末 at 18:37│Comments(3)日記
この記事へのコメント
大病ですね。
バランスは大事ですよね。
四足から二足歩行に変った時点で腰や首やいろんなところに負担がかかるようになったからこそ
肩こりだの 腰痛だのって生まれたんですかね。

うさぎ跳びとかしたせいで 家の旦那のひざも
骨が飛び出ています
本当の原因はわかりませんが しかし疲労骨折って
何が原因なんですか?
大事になさってください。
Posted by り・まんぼーり・まんぼー at 2010年02月10日 17:42
なるほどこれは痛そうですね。
私も風来末さんと同じで、普通ヘルニアの場合寝る時など
腰を曲げて丸くなっていると痛みが和らぐのですが、
私の場合は反対で腰を反対側に反っていないと痛みが
増しました。
そこでやはり腰の下に枕や本などを敷いて寝てました。
最後はずっと腰を反らしている為に背中の筋肉が石の
様に硬くなりました。
Posted by igoten at 2010年02月10日 20:23
まんぼーさん
大病ですか~? とっくに普通になっていて、
どうもイメージが湧きません。
うさぎ跳び!! やりましたね~^^;間違った指導ってやつでしょうか?なんか根性焼き的イメージになりましたね。
疲労骨折は・・・使いすぎ、同じ部位に過度の負荷をかけ続けるとなるのでは無いですか?丁度金属疲労みたいに、針金を道具なしで切るとき、同じところを何度も曲げて伸ばしてを繰り返していると折れることを言うのでは無いでしょうか?




igoten さん
ヘルニアになる前は、眠るとき腰が浮いている状態は結構辛かったですね。カイロだ整体だ針だとやりましたが・・・
とにかく今は、硬い布団に寝る!は絶対条件ですね^^;
旅館の柔らかなスポンジマットレスなどもっての外です。
ランニングを始めたのも、走った後は腰の状態が良い気がしたからなのです。多分気のせいではないと思います。
しかし、腰を反らして眠ると痛く無くなると言うのは・・・辛い体勢ですね・・・私は一般的な丸くなると痛みが治まる派でした。否、”和らぐ”ですね。
Posted by 風来末風来末 at 2010年02月10日 23:30
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